まだオータムセールもあるが、
一口馬主クラブの募集馬の仕入れは、
ほぼこのセールで終わるのが常だ。
というわけで、関係する3クラブに関連する話題を。
ロードTOはケイアイF名義で7頭を落札。
以下に各馬をご紹介。
No.79 ミラクルプリンセスの2014(牡、父パイロ)
落札価格669.6万円/リザーブ400万円
血統的には、
母はメイショウドトウの妹というのがセールスポイントか。
測尺は、体高156cm、胸囲180cm、管囲20.5cm
続いてNo.519 エメラルドコースト26(牡、父ロードアルティマ)
落札価格302.4万円/リザーブ300万円
血統的には特に見るべきところはなさそう。
なお、本馬は公表事項ありの馬で、
旋回癖を有しているとのこと。
ロードカナロアのライバルだったハクサンムーンが、
よく馬場入り後にやってたぐるぐる回るアレ。
やり過ぎると目が回って走れないと思うんだけど。
測尺は、体高153cm、胸囲172cm、管囲20.0cm
No.773 ミルフォードスバル2014(牡、父ロードアルティマ)
落札価格345.6万円/リザーブ400万円
ロードアルティマ枠2頭目。
こちらも特に見るべきところはなさそう。
測尺は、体高154cm、胸囲173cm、管囲20.0cm
No.825 アイノビジン26(牡、父サウスヴィグラス)
落札価格810万円/リザーブ500万円
半姉ウインエンプレス(父ナカヤマフェスタ)は、
ウインRCで1,100万で募集された。
測尺は、体高152cm、胸囲176cm、管囲20.0cm
No.1031 ハイランドカクテルの14(牡、父トーセンホマレボシ)
落札価格702万円/リザーブ400万円
父はG1未勝利だが、
血統(天皇賞馬トーセンジョーダンの半弟)
を買われて種牡馬入り。
測尺は、体高158cm、胸囲177cm、管囲19.8cm
No.1147 エミネンスグリーズの2014(牡、父ヒルノダムール)
落札価格216万円/リザーブ350万円
父は先日亡くなったマンハッタンカフェの直仔。
母父もラムタラでちょっと重い。
どちらかというとスタミナよりもスピードが欲しいんだけど。
測尺は、体高154cm、胸囲176cm、管囲20.5cm
最後はNo.1271 デルマハゴロモ2014(牡、父ブレイクランアウト)
落札価格280.8万円/リザーブ300万円
こちらもキャロットクラブの募集馬で、
G1勝ちはないものの、
血統を買われて種牡馬入り。
測尺は、体高151cm、胸囲172cm、管囲19.2cm
以上の牡7頭。
今度はノルマンディーOC。
こちらもノルマンディーF名義で6頭落札。
まずはNo.153 イシノショウジの26(牡、父サムライハート)
落札価格604.8万円/リザーブ300万円
半兄カスクストレングス(父エイシンサンディ)が
今年、未勝利戦を勝ち上がってるがどうだろうか。
測尺は、体高156cm、胸囲175cm、管囲20.0cm
No.528 オペラレディの2014(牝、父アドマイヤムーン)
落札価格324万円/リザーブ450万
血統的には、こちらも見どころなし。
測尺は、体高153cm、胸囲187cm、管囲20.0cm
No.675 ナリタオリーブの26(牡、父スズカフェニックス)
落札価格248.4万円/リザーブ200万
本馬はリポジトリの提出がなかったので、
脚、およびのど(気管)の疾患の有無は不明。
募集されたらその点に注意。
測尺は、体高153cm、胸囲170cm、管囲20.0cm
No.848 ヴァドヴィーツェの26(牝、父シニスターミニスター)
落札価格172.8万円/リザーブ300万
本馬も公表事項ありの馬で、
ゆう癖ありとのこと。
JRAのページによると、
熊癖〔ゆうへき〕の俗称である。馬房内で肢を踏みかえ身体を左右に間断なくゆする癖である。半姉エヴァンジル(父ブラックタイド)は、
熊がオリの中で左右に身体を動かす様に似ていることから熊癖の名があり、また、舟をこぐ様にも似ていることからふなゆすりという俗称がある。
下肢部の故障を起こすこともあるため嫌われる。
LEX Proで780万で募集。
測尺は、体高155cm、胸囲173cm、管囲19.1cm
No.1140 エアミジェーンの2014(牡、父ジャングルポケット)
落札価格540万/リザーブ500万円
本馬も公表事項ありの馬で、
さく癖ありとのこと。
JRAのページによると、
馬の有害な癖の一つであるさく癖の俗称である。上歯を馬栓棒や壁板などにあて、それを支点にし、頸に力を入れ、空気を呑み込む癖をいう。退屈あるいは他馬 のまねが原因であり、空気を呑み込むため風気疝になりやすい。軽度のうちは矯正できるが、習慣性となった場合は矯正は難しい。"エア"ブランドの牡馬なのにねー
測尺は、体高158cm、胸囲181cm、管囲20.0cm
No.1298 フェリスホイール2014(牝、父バゴ)
落札価格270万/リザーブ400万円
父バゴに母父DIDとはこれまたいかに。
ちなみに本馬はセレクションセールに上場して、
主取(No.79)になっている。
測尺は、体高155cm、胸囲180cm、管囲20.0cm
というわけで今年もロードTOは、
昨年(6頭)並みの7頭を落札。
一方ノルマンディーOCは、
昨年の1頭から6頭に増加。
後者は既に1次募集馬は発表されているので、
今日の落札馬は2次募集に回ることになる。
そういえば、
以前落札したタイキクリスティーの2014はどうなった?
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