タイキクラリティ と タイキクリスティー

先日のNHKマイルCを勝った、
クラリティスカイ(牡、父クロフネ)の母、
タイキクラリティ(父スペシャルウィーク)。
その母タイキダイヤ(父オジジアン)は
G3クリスタルCの勝ち馬で、
祖母パテントリークリアは、
初代NHKマイルC勝ち馬、
タイキフォーチュン(父シアトルダンサー)の母という名牝。
というのは周知の事実になってしまったが、

ここにもう1頭、
大樹Fを祖とする似た名前の牝馬がいる。
その名はタイキクリスティー(父Theatrical)
半姉にクロフネミステリー(父Known Fact)を持ち、
父Theatricalは、
あの女傑ヒシアマゾン(阪神JF、エリザベス女王杯他、重賞9勝)や、
BCクラシックに挑戦したタイキブリザード(安田記念他、重賞3勝)、
の父と言えば競馬歴20年以上の人なら分かるだろう。

繁殖成績では大きく差がついたこの2頭だけど、
何でわざわざこんな話をしたかというと、
昨年のセレクトセール2014で、
ノルマンディーOCが、
後者の当歳タイキクリスティーの2014(父ハーツクライ)を
落札(2850万)しているから。


今年の募集馬の目玉になるかもしれないこの馬だが、
(もしくはLEX Pro行の可能性も?)
これまでの産駒を見ると、
お世辞にも活躍してるとは言い難い。
動画は生産者のチャンピオンズファームから。


もし募集されるとすれば、
3世代での最高額馬、
ラテラルアーク(タニノシスターの2011)
の3,000万円募集を超えると思われるけど、
個人的には食指は伸びないな~

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