前回で打ち止めだとばかり思っていたが、
先週末に発表されたロードTOとノルマンディーOCの募集馬の中に、
外国産馬がラインナップされていた。
というわけで追加3頭の配合診断の結果を紹介したい。
使うのはお馴染みのTrue NicksとG1 Stallion Match。
ではまずノルマンディーOCの2頭から。
ノーブルレディの24(牡、父Mystic Guide)
ご存じシンザン記念勝ち馬ノーブルロジャー(牡、父Palace Malice)の半弟。
セール馬ではなく、兄同様、米生産馬を庭先で取引しているようだ。
配合はD。
G1SMによる距離適性は、
古馬の千八で活躍とあるが、勝ち上がれなければ古馬まで現役続行は不可能。
ダヴィダの24(牡、父Tiz the Law)
2023年のキーンランド11月繁殖セールで本馬を受胎した母をNarvick International社が3万ドルで落札した(Hip No.2701)
配合はA+。
G1SMによる距離適性は、
ノーブルレディ'24と異なり、3歳時は本馬の方が活躍しそうに見える。
続いて、ロードTOから1頭。
カーリンズヴォヤージの24(牝、父Flightline)
2024年のキーンランド1月セールで本馬を受胎した母をケイアイFが100万ドルで落札した(Hip No.413)
配合はB。
G1SMによる距離適性は、
タピットとカーリンというダート2台巨頭を父父と母父に持つ同馬。
とは言え、まだ大物を輩出していないので、この評価もやむ無しではある。
ノルマンディーの2頭は、原価を考えると割高に感じるし、
ロードの牝馬も、フライトライン産駒自体が高額で取引されているので、クラブ側も便乗価格の場合が多い。
産駒が走り出すまではスルーするのが無難だろう。
ノルマンディーOC ロードTO 2025 ○外募集馬 配合診断
2025年9月24日水曜日
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