今年創設されたJ1のチャンピオンシップ、
そしてJ2の昇格プレイオフの影で目立たなかったが、
実はJFLは既に昨年から様変わりしていた。
1stステージ、2ndステージの勝者で優勝を争う、
JFLチャンピオンシップが創設されたのだ。
つまり、2ステージ制を導入したのはJFLが先ということ。
昨年行われた第1回JFLチャンピオンシップは、
お馴染み"門番"HondaFCが、
年間勝ち点3位(53)から優勝。
ここで気づいた人もいると思うけど、
優勝したHondaFCは、
年間勝ち点3位(1stステージ優勝)に過ぎないという事実。
年間勝ち点1位(61)の佐川印刷京都は2ndステージ優勝なので、
チャンピオンシップに出られたが、
年間勝ち点2位(57)の鹿児島ユナイテッドFCは、
チャンピオンシップには出られない不可解さ。
極端な話、どちらか一方のステージで優勝すれば、
もう一方のステージは最下位でも年間2位が確定するという
理不尽なリーグなのだ。
その後、鹿児島は今年からJ3に戦いの場を移した・・・
今年スタートしたJ1のチャンピオンシップは、
その点が改善されて、
年間勝ち点1位(74)の広島はシードされているが、
先日、J1のチャンピオンシップSFで、
年間勝ち点2位(72)の浦和が敗れたように、
なぜか年間勝ち点3位(63)のG大阪と
真の優勝を賭けて争うことになる。
(パリーグのCSみたいなものか?)
でもって今年のJFLチャンピオンシップは、
年間勝ち点2位(59)のヴァンラーレ八戸と、
年間勝ち点1位(71)のソニー仙台FCの
(ロッソ熊本からのサポーターならこちらもお馴染みだろう)
東北2チームで争われている。
両チームの勝ち点差は12で、
実にリーグ戦4勝分に相当する。
で、昨日行われた第一戦は、
ホームの八戸が1-0で勝利。
で第二戦は仙台のホームで試合なんだが、
2戦合計のスコアで競うため、
(AWAYゴール数は2倍換算されない。J1のチャンピオンシップも同様)
第二戦でソニーが勝っても、
その場合は延長戦となる。
J1の広島とG大阪の勝ち点差は
リーグ戦3勝分に相当する9で、
はっきり言って、
この2ステージ制導入には納得がいかない人も多いと思う。
(オレもそう)
終盤に興行的な山場が必要ということで
試験的に導入されたと思いたいが、
来年もやるかどうかは今季の結果にかかってるだろう。
そのためにも、広島、福岡、仙台には
実力通り勝ち上がって欲しいね。
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