はてはウッズかフェデラーか

2/17日、第2回東京マラソンが無事終了。
優勝こそスイスのビクトル・ロスリンにさらわれたものの、2位には"新星"藤原新が食い込み、今年の北京オリンピック男子マラソンの代表選考も難解になりそうな雰囲気だ。また、多くの著名人ならびに海外からの参加者も増え、国内での認知度はもちろん、国際的にも市民マラソンの仲間入りができたのではないだろうか。
とは言え、納得がいかないのが2016年度のオリンピック招致運動。8年の間にアジアで2回もオリンピックを開催する訳がないことぐらい、読者の皆様はもちろん素人でも分かるだろう。大手広告代理店に委託するプロモーション費用を考えても、早急に止めるべきだと思う。その点、次世代DVD規格争いに敗れた東芝は潔く舞台から降りた。この妄挙を猪瀬氏に何とか諌めて欲しいのだが...
それより何より驚いたのが、テニス界に松岡修造以来となる新星が現れたことだった。
錦織圭18歳。日本人男子プロのATPツアー優勝は、'92年のKALカップで優勝した松岡以来16年ぶりの快挙だ。しかもデルレイビーチ国際大会の決勝で、第一シードのATPランキング9位のJ・ブレークを破ってのものだからすごい。
ATPランキングも日本人男子プロトップの131位にまで上昇し(もちろんJTAでも1位になるだろう)、このままいけばベスト100入り、さらには松岡の持つ日本人ATPランキング最高位46位の記録更新に期待がかかる。現在は日本テニス協会会長自ら作った盛田ファンドの卒業生として、アメリカのIMGアカデミーを拠点としているが、今年はゴルフの石川遼とともにプロスポーツ界を盛り上げていってくれることを期待したい。

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