ジーコの運

日本は最後までバーレーンのディフェンスの壁を崩すことはできなかった。しかし勝利の女神が微笑んだのは日本だった。
今日の試合は5日前のイラン戦とは明らかに異なっていた。前半は右サイド加地のクロスが起点となり、CKのチャンスも多かった。後半になると、今度は左サイドの三都主が折り返す。前後半通じて、ボール支配率は日本優勢でシステム変更の長所が如実に現れていたといってもいい。が、しかし点が入らない。長身のDF陣を揃えるバーレーンはカウンター狙いで自陣にひいていたのもあるだろうが、今回、中田英は3列目にいることもあり、ほとんど攻撃参加する機会はなかったように思う。
ただ、先に行われた試合で北朝鮮はホームでイランに敗れ脱落。これでバーレーンとの2位争いとなった。組み合わせの妙か、次回6月に行われる試合は今日と同じ組み合わせ。バーレーンはもう負けられないため死に物狂いでくるだろう。今度は小野も帰ってくる。中田英の出番はあるのだろうか・・・
野球では、ソフトバンクは楽天に3連勝し、開幕から5連勝。一方楽天は2戦目から4連敗となり、昨季勝率1位の底力を見せ付けられた格好となった。負け続ければファンも離れていってしまう。球団が高い買い物になるかどうか・・・楽天の正念場はこれからも続く。
最後に、JALについて一言。17日に事業改善命令を受けた同社は、さらに28日に国交省の航空局長の査察を受けた。にも関わらず今日もまた駐機場での機体損傷と、はっきり言ってこれでは乗る気が起きない。筆者は出張等でよく飛行機を利用するが、国内線のClassJは値段の割にはよかった(昔でいうJASのレインボーシート)。JASとの統合後、ANAの追撃体制に入っていたが、これでさらに水をあけられてしまうことだろう。なんにせよ空での事故は即大惨事につながる。個人情報保護法が4月から本格的に施行されるが、それ以前にやることがあるのではないだろうか?

コメント

  1. SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    先日の日航機の自損事故は、国土交通省が設置した監視カメラの設置ミスということで、同省が謝罪する異例の事態となった。
    が、しかし工事を行う場合、通常ならば航空会社、羽田空港を含めた3社立会いの元で行われるはずで、もしそれを行っていなかったのならば、それこそが問題の元凶とも言えるだろう...にしても、夜間ならともかく、機体の牽引中であれば目視でも確認できるはず。地上整備員には設置された場所の通達すらなかったのだろうか?いずれにしてもお粗末という他はない。

    返信削除

コメントを投稿