プライバシー

今日4月1日からいろんなものが施行される。ペイオフしかり、個人情報保護法もそう。
前者は国民全員が対象。後者は実質、取り扱う個人情報が5000件以上の事業者がその対象となるが、だからと言って小規模事業者が遵守しなくていいというわけではない。一昨年度あたりからコンプライアンス(法令遵守)が声高に叫ばれているが、今では、IT保険(個人情報漏洩も含む)なるものまでが商品化されている状態だ。
今週ギリギリにみずほ銀行、アメリカンファミリー生命保険がそれぞれ27万件、1万3千件の顧客情報を流出させたと報じられたが、4月1日以降では対外的にいかにも具合が悪いということで、これは一種の駆け込み報告のようなものといえるだろう...
今回の全面施行により、我々一般にまで法が及ぶわけではない。守秘義務を負う業種に従事する人はもちろんのこと、筆者なども会社では取引先企業の情報を扱うことも多いので、当然ながらガイドラインを守る必要があるのは言うまでもないが、今後もし流出などという事態になれば、社会的信用が失墜しかねない。くれぐれも慎重に。
さて、ダイエーの新社長と目される林文子氏が時の人となっている。彼女はその経歴が面白く、高校卒業後、東洋紡→松下電器(この間に結婚)→オムロン→本田技研→BMW支店長→VW東京社長→AUDI東京取締役兼務→BMW東京社長と歴任し、今回の就任(予定)に至るのだが、新人で初年度トップセールスを果たすなど、輝かしい実績を残している。
彼女の話やインタビューを読んでみると、「女性は管理職に向いている」とのこと。全ての業種に当てはまるとは思えないが、一理あるなと思う今日この頃である。

コメント

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    Yossy師匠の最後のコメントは小生も同感です。
    私もアメリカに来て、
    柄にもなく管理職をやっているのですが、
    アメリカでの女性管理職の多さに驚かされます。
    別に男尊女卑をする訳ではないので
    能力があれば一向に構わないと思いますが、
    時々米人スタッフと話すのは、
    「女性の強さはISO(国際標準…共通の意味)」

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