広尾TC DMM 2025 ○外追加募集馬 配合診断

2025年3月15日土曜日

Coolmore DMMバヌーシー eNicks G1StallionMatch MagicMillions TrueNicks 広尾TC

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今回は、先日DMMバヌーシーが発表した、○外追加募集馬('23年産)と
既に広尾TCが発表している○外特別募集馬('24年産)の2頭について診断をしてみたので、
紹介したい。
使うのはおなじみeNicks(北米繋養種牡馬の場合はTrue Nicks)とG1 Stallion Matchだ。

まずは、募集が開始されている広尾TCの
Malakoot'24(牝、父Baaeed)
募集価格 7,800万円 (栗)矢作厩舎

父はG16連勝でFrankelの再来とも言われた11戦10勝の名マイラーBaaeed。
その初年度産駒となる。
正直、素人目には今の時点で馬体を見ても何も分からない(笑)

G1SMによる距離適性は、


うーん二四でOP級とあるが、2歳時は壊滅的で苦戦は必至。
とにかく勝ち上がれなければ意味がない。

もう1頭は、DMMバヌーシーの
Sunlight'23(牝、父Home Affairs)
募集価格 1億8,000万円 (栗)中内田厩舎

今年1月の豪マジックミリオン1歳セールで、最高価格となる320万豪ドルで師自ら落札し、話題となった同馬。(Lot No.1007)
父は豪リーディングサイアーI Am invincibleの直仔Home Affairs。

血統はA++。


G1SMによる距離適性は、


予想通り、千二向きの判定だが、
重賞級に成長するのは古馬になってからのようだ。

デインヒルの血が多いせいか、すでに筋肉隆々の体つき。
南半球産馬ということで、他馬より約半年生まれが遅い(9/3生まれ)ため、
斤量に減量措置が設けられており、短距離戦では最大3kg減の恩恵を受けられる。
しかし年を経るにつれ恩恵は減っていき、4歳秋以降はなくなる点に注意。
※詳細はJRAのHP 南半球産の負担重量 の項を参照

一般的な400口換算で考えると、前者は19.5万円/口、後者は45万円/口と、
牝馬にしてはかなり高額な部類と言えるだろう。
しかも前者は当歳馬で、デビューまで最短で1年半待つことになる。
どちらも父系はDanzig系のGreen Desertだが、日本であまり結果が出ているとは言い難い。
夢を見るなら後者だが、些か物足りないね。

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