選抜高校野球が常葉菊川の優勝で閉幕し、アメリカでは大リーグ(MLB)が開幕した。
イチローがS・マリナーズでのプレイは今シーズン限りと公言したこともあり、今オフには松坂以上の争奪戦が繰り広げられることは間違いなく、また、その松坂もこの後のKCロイヤルズ戦に先発を予定しており、パフォーマンス次第ではフィーバーorバッシングが予想される。
さて、4月から平成19年度がスタートしたが、新たに2つの政令指定都市が誕生した。新潟市と浜松市である。
東京都特別区を除くと全国に17都市あるのだが、筆者の地元でも政令指定都市を目指した運動が、水面下(?)で地味に行われている。従来、条件をクリアするには100万人が目安だったが、緩和されて現在は80万人程度でも昇格できるようだ。現在の熊本市の人口は約70万人弱で、実はこれは東京都世田谷区よりも少なく、たかだか富合町を併合したところでどうなるものでもない。
ご存知とは思うが、政令指定都市になると市長は県知事に匹敵する権限を持つことができる。東京都知事選が今週末の投開票を予定されているが、首都の知事ともなればそれは絶大である。それに引き換え中核市という今のスタンスは微妙で、せいぜい中の上でしかない。
おそらく一番の理由は外海に面していないせいではないだろうか?つまり港湾地区の発展が期待できないということだ。実際熊本市西部は東部に比べ人口比が4:1程度で、国際的な港を保有しない限り増加は望めないと思う・・・個人的には政令指定都市に固執する必要性はあまり感じていないのだが。
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