最近の話題と言えば、自民党の郵政民営化反対議員の復党問題。
結局平沼赳夫議員以外の11人は誓約書を提出し復党とあいなった。さきの衆院選では郵政民営化に反対して当選したにも関わらず、この節操のなさである。記者会見した堀内元通産省ら4人は会見で、「郵政民営化自体は反対ではない」などとのたまっていたが、お前らバカかと。
全くもって有権者を小馬鹿にしている。来年の参議院選挙を睨んでということだが、それにもまして年明けにも分配される政党交付金の増額(議席数によって分配額が大きく変わる)の方が、直接的なメリットと言えるだろう。
ただ一人復党を認められなかった平沼氏だが、立花隆氏も触れているように、信念を貫き通したその行動に筆者も快哉をおくりたい。ちなみに中川幹事長作成の誓約書のテンプレートには、"・・・誓約に違反した場合は議員辞職する。"といったくだりもあったが、各議員は当該箇所を"自ら身を処す"等に変更し提出したという。言質を取らせない保険を怠らないところはさすがである。
個人的には反対派の小泉チルドレンと内部で対立してくれればなおのこと望ましいのだが...
先日のジャパンカップ。凱旋門賞を失格となったディープインパクトが最後方からの差し切り勝ちで優勝。失格の鬱憤を見事に晴らした。ラストランはクリスマスイヴに行われる有馬記念。シンボリルドルフ、テイエムオペラオーとならぶGI7勝目を賭けて挑む。
そして最後に、今年の欧州年間最優秀選手(バロンドール)にレアル・マドリーのファビオ・カンナヴァロが選ばれた。
DFとしての受賞は'96のマティアス・ザマーまで遡らなければならず、かつてイタリア人DFとしては、ACミランのP・マルディーニやF・バレージなどの名選手がいたが、彼らも受賞するまでには至らなかった。やはり今夏のW杯優勝への貢献度が大きかったのだろう。往々にして昨年のロナウジーニョのように攻撃的な選手の方が注目されやすいものだが、今回は妥当なところか。
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