後半戦の行方

今日、SONYがサッカーW杯の公式パートナーになったと報じられた。2010年と2014年の開催を含む8年契約330億とまあ桁違いの数字。ちなみにドイツW杯は参加しない。
その2006年のドイツW杯。アジア最終予選で北朝鮮VSイラン戦での出来事が、第4戦以降に少なからず影響を及ぼしている。審判の判定に抗議した観客が暴徒と化した事件だ。現在FIFAの裁定待ちとなっているが、最も重いのは開催権剥奪(HOME&AWAYとも)、次が無観客試合。以下罰金等と続く。無観客試合というのは欧州のリーグ戦ではよくある。当然ながらチームには観客動員収入が入らないため、クラブにとってはかなりの痛手である。選手の場合は2~3試合出場停止+罰金が普通だが、チームにとって一番重いのは勝ち点-3(0-3で負け扱いとする)などの処置が取られるケースもある。
今回の場合、次がまたも同一カードということもあるが、仮に日本戦が無観客試合となった場合、国内旅行代理店のツアーなども打撃を受けるので経済効果のマイナスは止むを得ないところだろう。もちろん北朝鮮側に比べれば少ないのだが・・・FIFAの裁定は4月中には結論が出るとのこと。日本は残り3試合で2勝が条件のため、できればアドバンテージは少しでもあった方がいいが...
さてSONY絡みで。SONYのトップの人事が発表され、久多良木氏が降格し外国人のストリンガー氏がCEOに就任とのこと。先日は携帯キャリアのVodafoneもビル・モロー氏が社長となった。日産に始まり外国人経営者の手腕を期待されてのことだろうが、純日本の企業にしては少々寂しい気もする。

コメント

  1. SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    私の経営手腕とは徹底した合理化である-カルロス・ゴーン

    返信削除
  2. SECRET: 1
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    失礼しました。誤作動でコメントを送信しましたが、
    自動車業界に身を置く小生としては
    ゴーン氏の結果自体は評価されるものだし、
    経営再建が目的なのだから荒療治も必要であったと思う。
    しかし、トカゲの尻尾ではないのだからすぐ生えてくるわけでもなし、
    切ったほうは痛いのだろうが、
    切られた尻尾は他に繋がなければ、
    腐れて死んでしまうのである。
    勝ち組負け組みを問わず
    ただ合理化という名の下に切り捨てを実行する経営。
    これが果たして日本の経営や雇用に
    本当に合っているのだろうか?
    小生はアメリカと日本の人事制度や
    組合制度、給料体系や法律、社会風土などを比較するに、
    いつも疑問に思うのである。
    かたや最近英国ローバー社が経営破たんしたが、
    歴史のあるメーカーなのでイギリス紳士のジョンブル魂と
    トップの経営手腕で再建してほしいものである。
    (世の中そんなに甘くないのかもしれませんが)

    返信削除

コメントを投稿