J3 第33節 ロアッソ熊本vs福島ユナイテッドFC

首の皮一枚で繋がっているJ2昇格への切符。
それも他力本願という状況ではほぼ望み薄。
迎えたホーム最終戦だったが。
そんな事情が透けて見えたのか、観客数はいつも以下。

しかし、勝つしかないロアッソ。
が、立ち上がりからみられるのはいつもの攻め。
格下のはずの相手に遅攻では、
引いて守りを固められるだけ。
結局前半を0-0で折り返す。


後半に入ると、MF岡本のゴールでようやく先制。
相手がイエロー2枚で退場し、
大量得点が必要なロアッソにはチャンスかと思われたが、
後半80分にGK山本がPKを取られ、まさかの同点。
しかし、そして前節終了後、今季での引退を発表したSB片山が入ると、
FW三島へのアシストで土壇場で2-1と勝ち越し。
ホーム最終戦を何とか勝利で飾った。

北九州は引き分けたもののJ3優勝を決めた。
J2昇格争いは、2位藤枝が敗れ、3位群馬が勝ったために
得失点差で上回る群馬が2位浮上。
ロアッソは勝ち点3差で4位のまま。
最終節で群馬、藤枝が敗れ、ロアッソが勝ったとしても、
得失点差17を逆転することは不可能。
J2昇格は望みは完全に断たれた。

試合後、渋谷監督、北嶋HCの退任が決まった。

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