熊延鉄道遺構

自分は熊本産業遺産研究会
なるものに所属していて、
会長や事務局長ほどではないにせよ、
時間があれば自分で県内の産業遺産を回る。
趣味のネタに尽きたときにだけ、
載せるんだけど、
今回は熊延鉄道遺構をご紹介。

その名の通り、
熊本と延岡を結ぶ鉄道だったようだ。
(しかしこんな山の中に鉄道を走らせるなど、
先人はよくトライしたもんだ)
場所はコチラ。



先日、RedBullの白龍走が行われた、
国道443号を甲佐町から南下し、
美里町に入って、
津留川に架かる橋の手前を左折して入った奥にある。
まっすぐ行くと、
真ん中の木を境に道が分かれてて、
舗装された右側の道を進むと、
「恋人の聖地」で有名な二俣橋のある二俣五橋。
 舗装されていない左側を進むと、
熊延鉄道遺構のある道になる。


これが有名なトンネル。
もちろん車でも通れます。
反対側からだと、こんな感じ。


写真左側(トンネルの入り口から見て右側)は
津留川になります。
見所はこれだけではありません。
トンネルを抜けてさらに道の奥に進むこと約500mくらい。
突き当たりの先に車を止め、
道無き道を川べりの方に歩くこと3分。
これが姿を現します。


そう橋脚です。
もう少し下ると先ほどの津留川にぶつかりますが、
対岸にもう1本聳え立っています。


どうですかこの安定感。
根本に触ると圧倒されますが、
この場所には全部で4本(両岸に2本づつ)。
GoogleMapの航空写真からも
丸い形が見てとれます。
これほど見事に残っているのは、
かなり珍しいと思われます。
皆さんもぜひ一度ご覧ください~

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