ジャック・ケッチャム 「隣の家の少女」

今夜はクリスマス・イヴ。
と言ってもネタがあるわけでもない。
独身ならばいざ知らず、
子供優先となった今では、
ごく普通に過ごすだけ。

さて、そんなわけで、
最近購入した電子書籍の話題でも。
先週末に、
ディーヴァーのリンカーン・ライムシリーズ(文春文庫)、
「ボーン・コレクター」 を皮切りに、
コーンウェルの検屍官シリーズ(講談社文庫)、
「スカーペッタ」 までが、
相次いで電子化されてた。
でもこれらは全て読んでるので買う気は起きなかった。
なので、オレが買ったのは、
ジャック・ケッチャムの、
「隣の家の少女」(扶桑社)。

知る人ぞ知る、
読後感最悪の小説に数えられる一作だ。
今秋、ケッチャムの人気シリーズから
ザ・ウーマン」が映画化され公開されているが、
これなんぞまだ余裕かも。


何と言っても、
理不尽な暴力と
主人公を含む少年達の残酷さ。
救いのないラスト。
でもページをめくる手は止まらない・・・
一番怖いのは人間だと、
改めて考えてしまうね。
S・キングやT・ハリスなどでは物足りない方はぜひどうぞ。
無理にはすすめませんが。

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