今さらながら

愛知で起きた元暴力団員による立て篭もり事件。
被害者となった林警部の葬儀が営まれた際の弔問客は、1000人を超えるほどだったという。防弾チョッキの隙間に銃弾が命中したのは不運だが、なぜ人質が自力で脱出した時点で突入しなかったのか?
後で分かった話によると犯人は自分で110番をかけてきて命乞いまでしたと言うが、たぶんアメリカの法執行機関なら躊躇しなかっただろう。
'92年にルイジアナ州で起きた服部君(当時高校生)の射殺事件は、一般市民が強盗と曲解して撃ったものだ。服部くんは"Freeze"と"Please"を聞き違えたのだろう。しかし、彼は躊躇せずに引き金を引いた。"Stop"か"Don't Move"なら理解できたのかもしれないが・・・残念ながら日本の教育ではそこまでは教えていない。
今年板橋区で東武東上線路内に入った女性を助けようとして無くなった宮本警部をはじめ、こうした連中のために有為の人材が失われるのは本当にやりきれない。

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