恐るべし

いやはや脱帽である。
昨日岡山で行われたマンシングウェアオープンKSB杯。高校1年生の石川遼くんが優勝。日本ツアー最年少どころか、世界最年少ツアー優勝の記録を樹立した。
彼が在学中の東京杉並学院だが、これまでプロゴルファーは輩出しておらず、宮城の東北高校や日大の系列高でもないごくごく普通の私立高であるが、キャディーの塘田隼也くんと臨んだ今大会。2日に行われた最終予選会では10位タイだったものの、アマチュア32人中トップだったこともあり、主催者推薦枠で出場とあいなった。
2日目を終えた時点で141の23位タイ。3日目は雨で流れたために最終日は1日2ラウンド(36H)の勝負になった。
ところがここからが凄い。1ラウンド目で-3のスコアを出し9位タイに浮上すると、圧巻は2ラウンド目の17番だった。バンカーからのリカバリーを直接カップに沈めると、最後の1ラウンドは7バーディー1ボギーの6アンダー。1日で9ストロークスコアを縮めて優勝した。
しかしアマチュアのため、優勝賞金の2000万は1打差で2位の宮本プロの手に渡ってしまったが...
ちなみに現在アメリカツアー転戦中の宮里藍。高校3年の秋、宮城テレビ杯ダンロップ女子オープンで優勝し、その後プロ転向を表明したが、18歳以上の制約がない男子ゴルフの場合、すぐにでもプロになれる。
甘いマスクに周りが放っておくはずもなく、先日の早明戦で祐樹VS佑樹対決を制した斎藤投手よろしく、水面下で争奪戦が勃発するのは間違いないだろう・・・
一方女子では、中京テレビブリヂストンレディスで横峯さくらが今季初優勝。LPGAツアー3週連続優勝中の全美貞を止めた。やはりこうでないと面白くない。

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