物議を醸し出していた"こうのとりのゆりかご"がお目見えした。
設置する慈恵病院には既に問い合わせがきていると言う話だが、院内に設置する以上、誰かが見ていると思った方がよい。そんな状況下で、果たして捨て子をする女性がいるのか疑問であるが...
西武グループに始まり、今やアマチュア野球界を震撼させている裏金問題。
高校生の特待生制度の見直し議論にまで発展している。本日締め切られた日本高校野球連盟が実施したヒアリングでは、全国334校が申告。その中には選抜優勝校等も含まれていた。甲子園の常連校と言われる部類の高校は少なからず選手を集めているし、加えて強豪校に進学するいわゆる越境入学もごく一般的に行われている。
楽天のマー君こと田中投手も、実は地元は兵庫だということは周知の事実だが、単純に彼ら選手は高校側のビジネスモデルにのっているに過ぎない。高校は知名度を上げるため彼ら選手を金銭(入学金、授業料等の免除=特待生)でつる。選手の親の立場から見れば、それまで子供に投下した資本をそれで回収できる。しかも全国優勝でもすればドラフトで声が掛かり、高額の契約金が入るとなれば、異を唱えるはずがないし、選手も親孝行と思えば悪い気もしないだろう・・・
筆者は特待生の制度そのものに否定的ではない。一芸に秀でていることも素晴らしいことだ。しかし適用範囲をあくまで入学試験に留めておくべきではないだろうか。なぜならそれらの原資はプロ野球の球団から出ていると言っても過言ではなく、現在のようなスキームではいずれ企業側が破綻してしまう。
ちなみに、申告した高校はそれらの恩恵を受けている特待生選手を、夏の5月一杯は試合から外す方向で動いているが、一時的な対処であり、野球の勢力図が変わる可能性は低い。プロ野球の選手会側が提唱しているドラフトのウェーバー制は、球団の戦力の平準化を図れるように前年の下位球団から選手を指名する制度だが、そうなると高校野球も面白くなるのだが。
それにしても鳴かず飛ばずの那須野に5億3000万も払った横浜BS。高い授業料だったな。
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