千日手

忘れ去られた楽天VSTBS問題。TBSを家康率いる東軍、楽天を三成率いる西軍とするならば、村上ファンドは小早川秀秋か。史実では小早川勢の裏切り(日和見)によって瓦解した西軍が敗れ、石田三成は刑場の露と消えた。
現在、楽天が19.09%、9月末時点で7.45%を保有していた村上ファンドは10月中に6.93%を市場に売却したとして、0.52%まで低下してしまっており、TOBをかけたとしても過半数取得は困難だ。プロ野球オーナー会議では四面楚歌、さらに今月には、ライブドアやソフトバンクがホワイトナイトとして手を挙げるなど、俄かに起こった楽天包囲網。追い討ちをかけるように今月16日にはグループの中核でもあり、今回の騒動で三木谷氏の側近として、メディアにも登場している國重氏が社長を務める楽天証券が業務改善命令を受けてしまう現状である。
この両者の睨み合い。TBS側は持久戦も望むところだが、楽天側は株取得の際調達した資金の金利が日に日に重くのしかかる。果たしてどう出るか...
さて、日本では4年に一度のバレーグランドチャンピオンズカップが開幕。新ヒロインの木村沙織。この前は、大友愛&菅山かおる、その前は栗原恵&大山加奈と、実力よりも話題が先行し過ぎるきらいがあるようだ。ま、バレーの人気(普及)に一役買っていると思えば無理もないのだが。
次回は先日32の出場国が出揃った2006年のサッカーW杯について述べようと思う。

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