大安吉日

何も筆者のバンドの宣伝ではない。
本日11/15(火)。六曜で言うと大安に当たる今日、都内有数のホテルでもある帝国ホテルにて内親王清子様と東京都職員黒田氏の結婚式がつつがなく執り行われた。
おそらく明日も同じことを繰り返すのだろうが、皇室ジャーナリストが言うには、皇室には苗字=姓がない。つまり、結婚(降嫁)して始めて姓を持つことになる。また一般人だと入籍になるが、今回の場合は皇統譜(皇室の戸籍みたいなもの)から除籍(離脱)され、我々と同じように区役所に婚姻届を提出して、黒田家の戸籍に入ることになる。
遡ると、現在の平成天皇(明仁)の父である昭和天皇(裕仁)の五女貴子さんが、銀行員島津久永氏に嫁いで以来であるから、45年ぶりとなる。ちなみに平成天皇の次男の文仁親王は既に秋篠宮に分家しており、長男である徳仁親王が現皇太子(次の天皇の有資格者?)である。
今回の儀式もそうだが、皇室の運営は皇室典範とよばれる法に則って行われている。ところが女性天皇の是非を巡って法改正の議論が続いているのは皆様も知っての通りで、要は現皇太子妃(雅子様)に男児が生まれれば問題ないのだが、基本的に長男(直系の男子)相続のため、長女である敬宮(愛子内親王)様には相続の資格がないということだ。もし男子相続となると、平成天皇の次男の秋篠宮文仁様が即位することになるのだろうが、実はその文仁親王にも男子がいない。
かつては天皇も一夫多妻の時期があったようで(血胤を絶やさないという観点で言えば当然でもあるが)、当時はそんな心配は全く必要なかったのだろう。逆にドラマ「大奥」ではないが、正室の他に側室やらその他"お手付き"の女性が子供を産むと、あちこちにご落胤が存在することになり、我が子のためにと醜い相続争いに発展してうケースも考えられなくもない。
ちょっと脱線してしまったが、個人的な意見はあえて控えたいと思う。
最後に、17日はボージョレ・ヌーボーの解禁日だ。毎年11月の第3木曜日午前0:00が、ボージョレ・ヌーボーの全世界一斉解禁時刻と決められていて、例外はない。筆者はワインは苦手なので、キールで我慢するつもり。近年まれにみる出来栄えとも言われているので、ワイン通の方は是非飲んでみてはいかがだろうか?

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