日本包囲網

中国で起こった反日デモ。既に韓国、香港にも飛び火し、先日には日本のWebサイトへのサイバー攻撃など、日本の常任理事国入りの反対に端を発する騒ぎが、今やネットを通じて中国の若者へと広まっている。
そもそも常任理事国とは、国連(UN)が主催する安全保障理事会に定席している国を指し、五大国(米、英、仏、露、中)と非常任理事国10カ国の計15カ国で構成される。前者は改選はないが、後者は2年おきに半数の5カ国が改選される。早い話、参議院(任期6年、3年おきに半数が改選される)のようなものなのだが、常任理事国枠を拡大し、中に入りたい日本と、非常任理事国の中から準常任理事国を設けるべきだという中国の意見が真っ向から対立している。
日本から多額の円借款やODA(政府開発援助)を受けておきながら、半世紀以上も前のことを蒸し返す(別に筆者が日本の行為を容認しているわけではない)のも、単に国民性の違いの一言で片付けてしまえばそれまでだが、これが儒教の国であるが故なのか、22世紀になったとしても日本はまだ強請られているような気がしてならない...
さて、BLOGでも触れたが、地元で開催されたライフカードレディース。横峯さくらが悲願の初優勝。筆者とは一回り違うが、ペアリングの2人がスコアを崩す中、16Hボギーで2位に転落してからの精神力はすごかった。6月には全米女子オープンが行われるが、昨年の賞金ランキング2位以内は無条件で出場できるため、残る椅子はあと1つ。今日の優勝で賞金ランキング3位となった横峯だが、ライバル宮里に追いつけるか?今後も2人で盛り上げて欲しいものだ。

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