実録オレオレ詐欺

とうとう我が家にも来た。
個人的な話になるが実家には定年退職した父と、療養中の母がいる。そんな中一通の電話が・・・
相手「県警の者ですが、お宅の息子(筆者の弟)さんが事故を起こされまして」
母 「どこでですか?、」
相手「熊本市某所です」
母 「うちの息子はバスで通勤しているはずですが?」
相手「15分くらい前にですねー」
とまあ、会話になっていない。
そのうち母は感づいたらしく、相手の話に構わず電話を切った。その後県警を名乗る男からの連絡はない。
又聞きなので、詳しく説明できないのが残念だが、要は相手に考える暇を与えないのがオレオレ詐欺の手である。なぜならじっくり考えられると矛盾を突かれボロが出てしまう。今回の場合、なぜ私(筆者)を狙わなかったかというと、単純に名前の読み方が難しいからだと思う。
今の時代個人情報などどこからでも漏れる。初期のオレオレ詐欺の場合は、電話帳から昔風の名前を探し出し、「お孫さんが・・・」と子供や孫の名前を知らなくても通用した。しかし、最近では手口も相当巧妙かつ複雑化している。「そうですか、ちょっと本人に確認してみます」くらいの余裕があればベター。皆様も注意されたい。

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