日本VSコートジボワール Optaで読み解く

日本の敗戦から2日。
FIFAワールドカップ2014、
日本のいるグループCは、
ファルカオ不在のコロンビアが
ギリシャを3-0で降し得失点差で首位。
2位に日本を降したコートジボワールが付けている。
そして、敗れたギリシャ、日本は次戦で対戦。
負ければグループリーグでの敗退が決定する。

敗れた理由は諸説あるし、
メディアでも氾濫しているので止めとく。
それより、初戦の各チームのスタッツが公開されているので、
それを見てみることにしよう。
ディフェンス、パス、オフェンス、ファウルの4つがあるが、
参考になるのはパスだろう。
まずは日本(対コートジボワール)、


次にコートジボワール(対日本)、


そしてギリシャ(対コロンビア)、


最後にコロンビア(対ギリシャ)。


同ページに検証があるが、
後半は明らかに、
長友&香川の左サイドが狙われていたようだ。
当然、2人は守備に忙殺されることになり、
香川のカットイン、
長友のオーバーラップなどは見られない。

コートジボワールとの大きな違いはクロスの数。
日本の8本(中成功2本)に対し、
コートジボワールは18本(中成功8本)と差は歴然。
長友(香川)、内田(岡崎)の両サイドが、
機能しなければ必然的にクロスも上がらないわけで。

一方コロンビアと対戦して敗れたギリシャ。
一方的に敗れたかというとそうでもない。
パス成功率、平均パス数、平均ボール支配率、など、
全ての面で上回っている。
もちろんボールを持たされる場合もあるし、
コロンビアはドリブルで仕掛ける方が多いため、
クロスは少ない。(でも成功率では負けている)

ギリシャに勝たないと後がない日本。
あと4日でどの程度修正してくるのか、
ザックの手腕を拝見しよう。

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