キャロットC 2024 ○外募集馬 配合診断

先週末はキャロットクラブの募集予定馬が発表された。
今年も5頭の外国産(持ち込み)馬がいるので、
恒例の配合診断をやってみたい。
今回の5頭も父は欧州繋養馬なので、いつものTrue Nicksは使えない。
可能であればeNicks、あとはG1 Stallion Matchで行う。
では早速ご紹介。

レディオブペルシャの23(牡、父Dark Angel)

本馬は昨年のタタソールズ12月セールで吉田勝己氏により20万ギニーで落札された。(Lot No.1007)

父はサービスとの提携がなく診断不可。

オリエンタルステップの23(牡、父Ghaiyyath)

本馬は昨年のゴフス12月セールで吉田勝己氏により15万ユーロで落札された。(Lot No.535)

G1SMによる適性は、


古馬になってからマイルから二四の間で頭角を現しそうだが、
問題は2,3歳時までに勝ち上がれるか

ヴォーセルの23(牡、父Saxon Warrior)


配合はA+。

G1SMによる適性は、


何とも極端な診断だが、3歳時マイルと千八のスペシャリストになるようだ。
日本では結果が出ていないので、鵜呑みにしてよいのかは微妙なところ。

(外)トゥープレシャスの23(牝、父Sottsass)


配合はF。

G1SMによる適性は、


広く浅くを地で行く適性だが、突き抜けたところがなく中途半端。
裏を返せばまだ父産駒の距離適性を掴めていないのかもしれない。

エトワールの23(牡、父Wootton Bassett)


配合はB+。

G1SMによる適性は、


古馬になってマイルでどうにか・・・という感じ。
おそらく千二からマイルまでというのははっきりしているが、
父はFrankelとの勝負付けでもわかるように、マイル戦線を狙うならFrankel産駒を推したい。

このところ欧州種牡馬の産駒が多い本クラブ、
2歳戦から活躍し、3歳春に完成するような早熟傾向の馬は稀有に近い。
クラシックを狙うなら、素直に現御三家(エピ、キズナ、キタサン)の産駒を選ぶべき。
まあ当面は様子見で問題ないだろう。

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