先週末はキャロットクラブの募集予定馬が発表された。
今年も5頭の外国産(持ち込み)馬がいるので、
恒例の配合診断をやってみたい。
今回の5頭も父は欧州繋養馬なので、いつものTrue Nicksは使えない。
可能であればeNicks、あとはG1 Stallion Matchで行う。
では早速ご紹介。
レディオブペルシャの23(牡、父Dark Angel)
本馬は昨年のタタソールズ12月セールで吉田勝己氏により20万ギニーで落札された。(Lot No.1007)
父はサービスとの提携がなく診断不可。
オリエンタルステップの23(牡、父Ghaiyyath)
本馬は昨年のゴフス12月セールで吉田勝己氏により15万ユーロで落札された。(Lot No.535)
G1SMによる適性は、
古馬になってからマイルから二四の間で頭角を現しそうだが、
問題は2,3歳時までに勝ち上がれるか
ヴォーセルの23(牡、父Saxon Warrior)
配合はA+。
G1SMによる適性は、
何とも極端な診断だが、3歳時マイルと千八のスペシャリストになるようだ。
日本では結果が出ていないので、鵜呑みにしてよいのかは微妙なところ。
(外)トゥープレシャスの23(牝、父Sottsass)
配合はF。
G1SMによる適性は、
広く浅くを地で行く適性だが、突き抜けたところがなく中途半端。
裏を返せばまだ父産駒の距離適性を掴めていないのかもしれない。
エトワールの23(牡、父Wootton Bassett)
配合はB+。
G1SMによる適性は、
古馬になってマイルでどうにか・・・という感じ。
おそらく千二からマイルまでというのははっきりしているが、
父はFrankelとの勝負付けでもわかるように、マイル戦線を狙うならFrankel産駒を推したい。
このところ欧州種牡馬の産駒が多い本クラブ、
2歳戦から活躍し、3歳春に完成するような早熟傾向の馬は稀有に近い。
クラシックを狙うなら、素直に現御三家(エピ、キズナ、キタサン)の産駒を選ぶべき。
まあ当面は様子見で問題ないだろう。
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