思い起こせば、ロアッソがJ3に降格したのは2018年シーズン末。
当時J3のアスルクラロ沼津が勝利すれば残留もあった。
しかし沼津は鹿児島に敗れロアッソは降格した。
翌年初のJ3を戦った2019年は、
J2の予算で戦えたものの5位敗退。
さらに2020年は8位に順位を落とし、どっぷりと沼にはまっていた。
このままJ3に甘んじるのか-
最近は自分も観戦はせず、たまにDAZNで見る程度、
J3転落後はネットで見ることすらなくなった。
まさにそれが観客収入の減少を引き起こし、
チームの予算縮減へと繋がる負のスパイラルだ。
前節、宮崎戦で勝ち点を奪えず、後がなくなったロアッソ。
最終戦は動員効果で1万人を超すサポーターが。
同期のFC岐阜に勝てば、自力で昇格できるが、
優勝の行方は沼津vs盛岡の結果に委ねられた。
結果はご覧の通り、ロアッソが若手の活躍で岐阜を2-0で降し、まずはJ2昇格。
そしてその数分後、盛岡が沼津と引き分けたとの報が。
その結果、逆転でロアッソが優勝し、以下盛岡、宮崎の結果となった。
4年前の借りを利子をつけて返してもらったとでも言おうか。
世代後退が進み、依然J2の頃のメンバーはFW伊東くらいだが、
勝因の1つには、昨季は特例で降格がなく、今季J3は15チームとなり試合数が減ったこと、
さらに東京オリンピックが開催されたことで、夏場の過密日程がなかった点が挙げられる。
だいたいロアッソは夏場に失速し、その後は浮上できずに終わっていた。
来季はそのアドバンテージはなくなり、J2も従来の18チームに戻る。
今のロアッソは、J2の順位で言えばブービーに過ぎない。
2022年、最低でも残留、そして1つでも上の順位を目指して欲しい。
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