TCセゾンから経営母体が代わりTCライオンになって以降
種牡馬ノヴェリストの半弟(マツカゼ)や、
2億円の○外など、
高額馬と低価格馬に2極化した募集馬を提供して、
話題を振りまいている同クラブだが、
何と今年のセレクトセールでは、
個人馬主を向こうにまわし、ディープの牡馬を落札。
No.144 ウォッチハーの2017(牡、父ディープインパクト)
落札価格 1億1880万円
がそれだ。
母父は無名に近いが、母Watch HerはアルゼンチンのG1馬で、
主にダート短距離で活躍し9勝を挙げている。
近親に産駒がDMMバヌーシーで募集されたワナダンスや、
(ワナダンスの2015、ワナダンスの2016)
血統中に南米のSSこと、サザンヘイローの名前も見えるが、
全姉のダノンアモーレが結果が出ていない点が気になる。
このクラブの場合、一番馬は矢作厩舎に入るのが常だが、
そもそも現在募集中の○外4頭の売れ行きは、
お世辞にもいいとは言えない。
売れなければ残りはクラブが持つわけだが、
仮に本馬が1億6~8000万(一口40~45万)
くらいで募集されたとして、
果たして売れるのだろうか。
会員の志向(嗜好とも言える)と、
クラブの志向がズレてきてる気がするんだけど。
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