熊本ヴォルターズ、富山に敗れB1昇格逃す

今週末の、BリーグのB1・B2入れ替え戦
富山グラウジーズvs熊本ヴォルターズほど熱い戦いは無かっただろう。

2016年の熊本地震以降、
様々な場面で貢献してきた同チーム。
B2昇格プレイオフを惜しくも逃した昨年と違い、
今年は、宿敵広島を抑えて西地区2位でワイルドカード出場。
SFで東地区1位の秋田に敗れたものの、
入れ替え戦出場を賭けた中地区1位のFE名古屋に激勝し、
最後まで望みを繋いだ。

一方の富山は、B1残留プレイオフで横浜に敗れ、
この1戦に臨む。
何としても残留したい富山と、
何としても昇格したい熊本。
B1のアシスト王のPG宇藤と、
B2のMVPでアシスト王のPG古野。
運命の女神はどちらを選ぶのか-


一進一退の緊迫した試合だったが、
88-85(20-23,22-15,24-28,24-19)
で地力に勝る富山が残留を決めた。

あと1本だった。
エース中西は無双の活躍を見せた。
しかし、勝負所の1本に泣き力尽きた。
エース級の選手は、
B1昇格を逃せばシーズン後の去就が危ぶまれている。
だからどうしても今年昇格したかった。
今は何も考えられないと思うが、
チームは胸を張って帰ってきて欲しい。

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