第141回プリークネスS、ラニは5着に健闘

ケンタッキーダービーで9着に敗れた、
日本調教馬のラニ。
一時はベルモントSに向かうといわれていたが、
今回初めてプリークネスSに挑戦することになった。
出走は11頭。
1番人気は無敗の2冠を狙うNyquist。

さて、当日はまさかの不良馬場。
ラニの武JKも良馬場でと言っていたが、
残念なことになってしまった。
不良馬場といってもレースは、先行勢が引っ張る。
ラニは出足がつかず、
またも最後方から。
Nyquistは終始先頭から直線に。

直線に入ると中団を進んでいたK・デザーモの
Exaggeratorが、
4コーナーからNyquistに並びかけ、
内に切れ込みながら、Nyquistをパス。
そのまま押し切って2冠目をゲット。
ラニは、直線出口で後退する馬をさばくのに手間取り、
5着まで。

前走もそうだが、
ラニは出足が付かないのが致命的。
ここを改善しないと、
ベルモントSでも同じ結果になるだろう。
エンジンがかかるのに
(トップスピードにのるのに)
時間がかかるので、
逃げ切られないようせめて中団には付けられるように
なって欲しい。
米3冠ロード、次に期待したい。

コメント