ケンタッキーダービーで9着に敗れた、
日本調教馬のラニ。
一時はベルモントSに向かうといわれていたが、
今回初めてプリークネスSに挑戦することになった。
出走は11頭。
1番人気は無敗の2冠を狙うNyquist。
さて、当日はまさかの不良馬場。
ラニの武JKも良馬場でと言っていたが、
残念なことになってしまった。
不良馬場といってもレースは、先行勢が引っ張る。
ラニは出足がつかず、
またも最後方から。
Nyquistは終始先頭から直線に。
直線に入ると中団を進んでいたK・デザーモの
Exaggeratorが、
4コーナーからNyquistに並びかけ、
内に切れ込みながら、Nyquistをパス。
そのまま押し切って2冠目をゲット。
ラニは、直線出口で後退する馬をさばくのに手間取り、
5着まで。
前走もそうだが、
ラニは出足が付かないのが致命的。
ここを改善しないと、
ベルモントSでも同じ結果になるだろう。
エンジンがかかるのに
(トップスピードにのるのに)
時間がかかるので、
逃げ切られないようせめて中団には付けられるように
なって欲しい。
米3冠ロード、次に期待したい。
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