Masterpiece

いよいよ北京オリンピックが今日開幕する。2008年8月8日午後8時8分と"8"にこだわったのは、中国では縁起のいい数字だからだそうである。日本でも末広がりの数字として有名だが、個人的にはフィーバーの"7"の方が好きだ。そんなことはどうでもいいか...
開幕前に行われているサッカー。日本女子代表はニュージーランド相手にドロー発進、男子代表はアメリカ相手に惜敗。両者とも早くもメダルに暗雲である。誤解を恐れずに言えば、ワールドカップでグループリーグを突破した直後の状態で再度リーグ戦を行うようなもので、強豪がひしめくのは致し方ない。
しかし、日本はリーグ戦の入り方がいつも悪い。次があるという状態で考えるのは大きな間違いだ。一発勝負、見敵必殺でなければ挽回は不可能。とにかく日本選手団の出だしでもあり、幸先良くスタートしたかったがこれも大方の予想通りだろう。
さて、久しぶりに感動したことがある。それは故赤塚不二夫氏の弔辞を朗読したタモリである。
既報の通り、めくっている紙は白紙。おそらく全てアドリブである。筆者は全文をネットで読んだが、数ある芸人の中であれほど見事にまとめた弔辞は聞いたことがない。しかもそれをぶっつけで諳んじるタモリの才能も大したもの。彼が赤塚氏の作品の1つなら、間違いなく傑作の1つに数えられるといってよいと思う。

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