王者内藤と亀田家の場外戦の余韻覚めやらぬ昨日、こちらも昨年末の桜庭との試合で反則負けとなり、謹慎(自粛?)していた秋山成勲が韓国で行われたHERO'Sでリング復帰。KO勝ちを収めた。
亀田大毅ほどではないにしろ、元々が在日韓国人(現在は日本国籍を取得済)ということもあって、問題の試合後もやはり日本中を巻き込んだバッシングの嵐が起こったが、本人も気まずいと思ったのか、復帰初戦に選んだのは第二の故郷ともいうべき韓国だった。
既に年末のK-1には桜庭VS船木のメインが決まっているが、秋山VS吉田も実現すれば好カード。PRIDEが米UFCに吸収され解体されたため多くの選手が路頭に迷う中、漁夫の利を得た感のあるFEG社だが、協栄ジムの金平会長よろしくプロモーション戦略は見事に功を奏している。
秋山も当時下された処分は無期限出場停止処分だったが、現実は見ての通り1年と経たない10ヶ月後に復帰。つまり何を言われようと、彼らは必要とされているし、一時はジム移籍も噂されていた亀田3兄弟も、金平会長も"金の成る木"をみすみす手放す気はないと言うことだ。
桜庭と秋山、内藤と亀田、今や典型的なベイビーフェイス(善玉)とヒール(悪玉)だが、結局は勝つ者が強いということ。本来は強い者が勝つのだろうが、必ずしもそうではないのがこの世界なのかもしれない・・・
P.S
先ほど終わったワールドシリーズ。B・レッドソックスがワールドシリーズ4連勝で優勝。リーグ優勝決定戦から数えると7連勝だった。C・ロッキーズは地区シリーズ7連勝の後4連敗と、旋風を巻き起こしたロッキーズも、最後は"アンラッキー"な結果となった。
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