先日行われた長野県知事選挙で、現職の田中康夫氏は村井仁氏に敗れた。
劇場型と揶揄された歴代3位の長期小泉政権もやがて終焉を迎えるはずだが、戦後3人しか県知事が交代していないという異例とも言える長野県においても、一足早い主役交代となってしまった。来月頭から登庁する村井氏はガラス張りの知事室は使用しないと明言し、田中色を否定。やがて筆者の地元熊本市でも市長選挙が行われるが、それについてはまた別の機会に触れようと思う。
さて、目白押しのスポーツイベントの中でも、タイガー・ウッズの史上最年少ツアー通算50勝は凄い。スポンサーでもあるBUICKオープンで、24アンダーの驚異的スコアで2戦連続のおまけ付きだ。
これは30歳7カ月での達成で、あの帝王ジャック・ニクラウスが持っていた33歳6カ月を約3年も上回る。今期は、父アール氏の死後一時スランプに陥ったものの復活。もはや恐れ入るしかない。
そして日本に目を向けると、宮里藍と横峯さくらの20歳コンビが現在海外を転戦中。
全英女子ゴルフは宮里が最終日に5アンダーをマークし、トータルでイーブンの自己最高の9位、初挑戦の横峯は3オーバーで16位タイという結果だったが、前戦のevianマスターズでは横峯がイーブンの28位タイ、宮里が1オーバーの31位タイの成績からみれば、欧州のコースに慣れてきたのか2人とも順位を伸ばし国内での活躍も期待できそうだ。
ところが、鬼の居ぬ間になんとやら・・・ではないが、国内LPGAツアーでは大山志保が今期4勝目を上げ、'03年9/21のMunsing東海クラシックで不動裕理が記録した最速年間獲得賞金1億円超えが視界に入ってきた。
不動、宮里、横峯の3人が海外にいる間に調子を上げた大山。このペースで行くようなら、同年に不動が樹立した年間最多獲得賞金1億4932万5679円超えも現実味を帯びてくる。そう易々とはいかないだろうが四人衆が揃う大会がこれから待ち遠しい。
コメント