球児の終戦

本日8月15日は戦後61回目の終戦記念日である。
小泉首相は"私人"として靖国神社へ参拝するということだが、終戦記念日の参拝は、'85年に当時の中曽根康弘元総理以来21年ぶりとなる。
ちなみに歴代首相に遡って見ても、66代総理大臣の三木武夫('75)、第70代の鈴木善幸('80、'82)、第71~73代の中曽根康弘('83、'84、'85)の3人しかいない。小泉首相は任期の最後の締めくくりとして靖国参拝を決行するのだろうか?
7/20の日経新聞で発表された記事、当時の宮内庁長官富田朝彦氏の直筆メモによれば、天皇陛下ですら自粛していたというのにである。最後に主役を演じたいのだろうが、空気読め!と言いたい。もちろん、筆者個人としては戦争で散華した先人達に対して慎んで哀悼の意を表したいと思っている。
さて、昨日で高校野球もベスト16が出揃った。その中に熊本県代表の熊本工業高校も含まれているのは嬉しい限りである。何でもチーム打率は出場校中1位の0.435と、それだけ見れば強打のチームなのだ。
これまで3年連続出場しているが、86回大会では2回戦で明徳義塾に3-4、87回大会では2回戦からの登場で前橋商に3-5と、2回戦の壁に泣かされていた。今大会は1回戦で三重高を6-4、2回戦で天理を5-3で退けての3回戦進出は久しぶりの快挙である。3回戦はイチローの母校である愛工大名電と静岡商を破って勝ち上がってきた福知山済美との対戦。
九州勢は他に福岡工大城東、鹿児島工、八重山商工の3校が残っているが、まだ終戦は迎えて欲しくない。少しでも長く名前が残っているように...

コメント