まさに空中戦

トリノ五輪が閉幕。日本勢は荒川の金メダル1個に終わったが、選手自体のレベルアップはもちろんのこと、選手達よりも多いと言われる各協会関係者を含め、選手団のスリム化に向けて今後も議論があるようだ。
メダルは運によるところも多少はあるとは思うが、選手達にも努力目標ではなく必戦必勝くらいの気概で臨んで欲しい。スポーツの話題はこれぐらいにして...
先月、関西圏で3つめの神戸空港が開港。伊丹空港、関西空港と兵庫県・大阪府の2県で3つとは個人的に言わせてもらえば明らかに多すぎだ。しかも運営母体である神戸市は、黒字と試算しているとのこと。
まさにお役所的というかあきれてものが言えない。首都圏を見てみると、東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、栃木県、茨城県、群馬県の1都6県で、東京の羽田、千葉の成田の2つしかないというのに(もちろん自衛隊の基地や、横田・厚木・横須賀・座間などの米軍基地の空域の問題もあるので一概には言えないが・・・)。
それに関連して先頃から話題になっているJAL(日本航空)の経営陣の問題。グループ会社の取締役4人が新町敏行社長ら代表取締役3人の辞任を要求し、激震が走った日本航空だが、事の発端はやはり昨年来の相次ぐ不祥事の影響で、収益が低下したことに起因する。その結果が、今期ANA(全日本空輸)が利益を上方修正したにも関わらず、JALは一転して赤字転落だ。
新町社長は続投を明言したが、それ以前に個人筆頭株主でもある糸山氏は自身のHPで、JALの現体制を非難し新町社長の退陣を要求していたことも相まってか、これが社内に燻っていた火種に発火する原因となり、前述のような事態が起こるまでに至った。しかもここにきて、連結子会社の統合も先送りとの憶測が流れているが、トップたる経営陣に不協和音が流れていては、社員達の人心が安定するはずもない。
3月に開港する北九州空港には新しくスターフライヤーの就航が決まっており、福岡のスカイマーク、宮崎のスカイネットアジアなど、筆者の地元でも空運業界の新規参入も数多くあるが、当然のことながら利用する側にしてみればいつ落ちるか分からないような飛行機には乗りたくない。ましてや出張等で普通の人よりも多く利用する我々にしてみれば、当然である。
あのソニーも先日ストリンガーCEOが顧問制度の廃止という人事の大鉈を振るった。JALも立て直すには経営陣の刷新が必要ではないだろうか...

コメント

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    http://jump.sagasu.in/goto/blog-ranking/を見ていたら、リンクしてあったので、見にきました。又見にきまーす!

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