天皇杯のススメ

今週はじめ、小泉内閣の新しい顔ぶれが決まった。組閣が終わったばかりだが、マスコミの興味は次の総理は誰か?である。やや気が早いのではないだろうか?第3次小泉内閣は来年9月がその任期、首相にふさわしい実績を作ってもらおうではないか。
さて、はや11月。野球のシーズンは終わったが、ヨーロッパのサッカーはまだシーズン真っ最中だ。来年のクラブワールドチャンピオンシップ(=トヨタカップ)の出場権をかけた欧州クラブチームNo.1を決めるチャンピオンズリーグは、現在グループ予選中。しかも通常の各国リーグも同時進行だというから驚く。とはいえ、1955年今から50年前にレアル・マドリー(スペイン)の5連覇で幕を開けたこの大会は、もはやそのレベルは4年に1度のワールドカップをも凌駕している。
そして我が国日本では、クラブチーム全国版とも言える大会が開催中だ。天皇杯-その歴史は古く1921年まで遡る。毎年年内から予選を行い、翌年元旦に国立競技場で決勝を行うことは、かつての日記にも触れた。今年は地元のロッソ熊本が熊本県代表として挑んだが初戦敗退。既に4回戦まで消化が進んでいるが、JFL勢は既に全滅し、J2勢も下克上を狙って一矢報いたいところではあるが、やはりレベルの差はいかんともしがたいようだ・・・当然こちらも通常のリーグ戦と並行して行われるため、選手にしてみれば大変であるが、一発勝負のトーナメントである分、常に真剣勝負を見ることができる。興味があればぜひ一度見てもらいたい。
最後に残念なニュース。NBAの開幕ロースター入りを目指していたロサンゼルス・クリッパーズの田臥勇太は、やはりというか案の定メンバーから落選。日本人初の記録はまたも来年に持ち越された。今のところ彼は日本のbjリーグでプレーするつもりはないと言うが、いつかそのプレーを見たいものだ。

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