今日、ＪＲＡから岡部騎手の引退が発表された。競馬を見ない人には（特に熊本では）武豊は知っていても、こちらは知らない人がほとんどだろう。
関西では武、関東では岡部と並び称され、武豊でも一目置いていたベテランだ。歴代のほとんどの記録を武が塗り替えていく中、最多勝だけは今でも彼が保持している。筆者がリアルタイムに覚えているのは、平成５年の有馬記念。田原トウカイテイオーと岡部ビワハヤヒデ。奇しくも三冠馬シンボリルドルフの仔VS後の三冠馬ナリタブライアンの兄の対決となった。結果は長期休養明けで奇跡の復活と語り継がれるテイオーの走りに屈したものの、GI３勝はダテではなかった。その後もタイキシャトルでの海外G1勝ち、天皇賞(秋)、有馬記念それぞれ２連覇したシンボリクリスエスの３歳時の手綱も取っていた。
ただその年を境に、体力の衰えからか翌年をほぼ全休。今年に入り、復帰したものの遂にステッキを置くことを決意したという。実は筆者の持ち馬にも騎乗して１度勝たせてくれている。若駒の調教に定評があり、最後まで「馬優先主義」を貫いた。返す返すも残念だが、これからも何らかの形で携わってくれるものと思う。
楽天が国内信販(KC)を買収したとのこと。ライブドアがスポットを浴びている中、こちらも着々とM＆Aを進めているようだ。彼らの目にお互いはどう映っているのだろうか．．．
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