真のデジタル化へ

楽天の球場名が「フルキャストスタジアム宮城」となることがほぼ決定した。一方同じパリーグの西武が本拠地とする西武ドームもインボイスが命名権を手にしそうな雰囲気だ。一昔前まではまるで考えられなかった出来事だが、両者の利害が一致すればこれはビジネスモデルとしていいのではないだろうかと思う。
さて、ここ最近米Apple社が攻勢をかけている。今年に入って発表されたiPodShuffleとMacminiだ。前者はiPod,iPodminiの流れを汲むFlashMemoryPlayerの第3弾。iPodから更に機能を割り切った小ささがウリで、以前から使っているMDプレイヤーのバッテリーが壊れた筆者としては飛びつきたくもなるのだが、既に1ヶ月待ちだとか。聴くためにはPCからiTunesを使って音楽データを転送することになるのだが、米ではこのiTunesが訴えられた。
何でも”iTunesはiPodにしか転送できない”というのがその理由なのだが、そもそもiTunesはセット物の専用ツール。ベンダー側にしてみればユーザー囲い込みのためのソフトであり言わば常套手段。(VAIOユーザーの筆者のPCでは似たようなツールでSonicStageというものがあるが、更にSONYの場合、音楽データの圧縮規格もATRAC3という独自規格。主流はMP3)まあ訴訟王国アメリカらしいと言えば一言だが...この市場は日々拡大しているが、一方では音楽の著作権保持を巡って規格が複数乱立する事態となっている...
筆者も当面の間は静観するつもりである。

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