シネコン対決

またまた地元ネタを。今週に熊本に3件目のシネコンがオープンする。大江にオープンするCINEPLEX(ヘラルド系列)だ。
今や単館上映型の映画館は徐々に姿を消し、郊外SCにその形を変えて移っている。中でも特に大きいのがワーナーマイカルシネマズ(ワーナー系列)とTOHO(旧ヴァージン)シネマズ(東宝系列)の2大シネコン供給会社で、現在熊本には後者のみが存在しているのだが、実はこの他にもシネコンは数多く存在していて、ミニコン(6SCREEN以下)からメガコン(16SCREEN以上)まで様々。
読者の方々もおそらく一度は行かれたことがあると思うので、詳しくは割愛するが、中心部から道路が放射線状に延びているため、同心円状のアクセスが弱い同市内においては、初の中心部への出店となる。奇しくも再建問題で揺れるダイエーが残した2店舗のうちの1つの敷地内にオープンしたというのも意味合い深い。というのもこれで同店の付加価値があがると予想されるためだ。
こうして見ると、TOHOシネマズがある光の森は前回の日記で触れたyoumeタウンチェーンを展開するイズミだが、ワーナーMYCALシネマズはMYCALチェーンのAEONグループ。つまりイズミ側としてみればTOHO以外の選択肢はなかったのである。
今のところ県内にはMYCALはない(代わりにJUSCOがある)こともあり、今回の出店で一段落しそうだが、やはりここでも熊本における2大SCデベロッパーの対決となっているようだ。

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