日本人達のジレンマ

アメリカでは、B・レッドソックスがヤンキースを倒した勢いで、カージナルスも4連勝で一蹴し、ワールドチャンピオンとなった。これによりスポーツイベントも一段落したところだが、サッカーは2ndステージと天皇杯の予選が行われている。
かくいう私も、高校時代サッカーをやっていた。あの頃はJFA(日本サッカー協会)会員の証である「やた鴉(がらす)」の青いカードも持っていたのだがいったいどこにいってしまったのか・・・
セリエAの日本人プレイヤーに元気がない。フェイエノールト(オランダ:エールディビジ)の小野は今シーズン非常に調子がいい。筆者が高校時代に好きだったオランダ人プレイヤーの1人、R・フリットがチームの監督だが、現在は宿命のライバル(PSV、AJAX)を差し置いて暫定首位に立っており、その影の原動力となっている。一方、今季名門フィオレンティーナに移籍した中田は、負傷のためしばらく欠場していたが、ここへきてスタメンに名を連ねるようになった、しかし以前のような決定的なキラーパスなどの演出はまだない。先日、レッジーナの中村との直接対決で、両者とも同じようなポジションでプレーしていたが、アジアカップで司令塔として活躍していた中村とはさすがにキレが違っていたように思える。ブランクがある分、プレーの勘が鈍っていたというところか。試合はヴィオラが勝利したが、次節では違ったプレーを見せてくれるだろうか。
個人的には、ヒデにはシンガポール戦で勢いをつけて欲しいところなのだが。彼の一流たる所以をまた見てみたいと思う。

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