ターファイトC ローレルC 広尾TC 2024 ○外追加募集馬 配合診断

 先週はターファイトC、今週末は広尾TCで追加募集馬が発表されたが、
いずれも当歳馬(デビューは2026年夏)
ローレルCと合わせると、計4頭の外国産馬(持ち込み馬)が揃ったので、
今回も恒例の配合診断をしてみたい。
使用するのは、True NicksG1 Stallion Match
まずはターファイトCから。

ギャンブルルール'24(牡、父Charlatan)
募集価格 4,000万円 (西)吉岡厩舎

母は庭先で購買され昨年冬に来日。
父は2ヒートで行われたアーカンソーダービーで勝利を分け合ったナダルと同期。


配合はD。

G1SMによる距離適性は、


産駒が未出走ないので参考外とはいえ、勝ち上がりは厳しそう

続いてローレルC。

アフリカンピアノ24(牝、父Essential Quality)
募集価格 4,500万円 (西)杉山厩舎

母は不出走のままオーストラリアに渡り、多くの産駒を残したが、
2022年のイングリスのセールで現地エージェントの岡さんが3.5万ドルで落札。


配合はD。

G1SMによる距離適性は、


こちらも産駒が走っていないので参考程度とはいえ、
勝ち上がりは困難と言えるだろう。

Wildwood's Beauty'24(牡、父Flightline)
募集価格 1億円 (西)矢作厩舎


配合はD。

G1SMによる距離適性は、


同馬の産駒も未出走だが、上記2頭とは明らかに違う傾向が出ている。
3歳時はマイル~千八、古馬になってからは、千二、千四で活躍とある。
とはいえ未知数なのはどれも一緒。

Belcarra'24(牡、父Sea The Stars)
募集価格 9,000万円 (東)蛯名厩舎

G1SMによる距離適性は、


4頭の中で唯一産駒が走っているが、
古馬では二四で2勝C程度といったところ。

ターファイトの馬は持ち込み馬なので、既に日本で馴致中。
アフリカンピアノはオーストラリアで残した産駒もパッとせず厳しいだろう。
広尾TCの2頭はまだ入国していない点もビハインドだが、
特に海外志向が強く、前提として国内での活躍を条件とすれば疑問符が付く。
4頭のうち1頭挙げるなら、ダートで潰しが効き、なおかつコスパで優れるギャンブルルールにしたい。

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