矢作調教師による、日本調教馬初のBC制覇から約1か月。
快挙を成し遂げたラヴズオンリーユーは、
今週末の香港Cがラストランとなる。
この間、DMMバヌーシーでは、
フォークロア2020(牡、父Arrogate)
という追加募集馬を発表したが、ラヴズ効果で早々に満口。
しかし同馬の父Arrogateは既に死亡しているため、配合診断は見送った。
昨日発表された募集馬について恒例の配合診断をやってみたい。
ヴァンキシュト2020(牝、父Justify)
募集価格 7,800万円 (栗)矢作厩舎
同馬は今年のキーンランド9月1歳セールで、52.5万ドルで落札された。(Hip No.588)
にも関わらず、フォークロア2020と同時募集とならなかったのは、
何か理由があるのではないか。と、勘ぐってしまう。
さて、配合診断の結果は
A++。
成長適性は、
うーん、2、3歳時ともにマイルが主戦場となりそう。
だが問題は勝ち上がれるか...
父Justifyは、American Pharoahと並ぶ米クールモアの二大看板だが、
産駒は未だ未知数。
しかも、常々言うようにマル外牝馬は混合戦にしか出走できないため、
内国産牝馬に比べて選択肢が少ない。
本馬よりも、先に募集されたフォークロアの方が、
コントレイルの近親でもあり、日本にはフィットするのではないか。
フォークロアに出資した人は無理にいく必要はないだろう。
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