サウジカップ、大野オーナー2騎が活躍

2月の最終日。
サウジアラビアのアブドゥルアズィズ競馬場で、
第1回サウジカップが開催された。


まずは、芝のモハメド・ユースフ・ナギーモータースカップ(?)。
滞在先のイギリスから出走したディアドラはPort Lionsに僅差の2着。

続いてフルフラットが出走した、サンバサウジダービー。
未勝利勝ちの身で昨年のBCジュヴェナイルに果敢(無謀)に挑戦した
フルフラット(牡3歳、父Speightstown)が出走。
持ったままで直線に向くと、
先行してそのまま押しきって優勝。
武は海外16か国目も勝利。
UAEダービー(2016年、ラニ)に続き、サウジダービー制覇の快挙を成し遂げた。


続いて同オーナーのマテラスカイ(牡6歳、父Speightstown)で
サウジアスプリントにも出走。
日本ではG3のプロキオンS勝ちだけだが、
昨年のBCスプリントに挑んで8着。
外枠からのスタートから逃げ切るかと思われたが、
ゴール直前で、地元のニューヨークセントラルに差し切られ2着。
惜しくも優勝を逃した。


メインのサウジカップは、
アメリカのマキシマムセキュリティ(牡4歳、父New Year's Day)が優勝。
史上最高額の賞金1,100万ドルを手にした。
日本から挑んだクリソベリルは7着、ゴールドドリームは6着に終わった。

フルフラットとマテラスカイは、
おそらく3月のドバイに転戦すると思われるが、
他の日本勢はプランを見直すことになるだろう。

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