ひこtoひご

昨日の日興コーディアル上場廃止回避には驚いたが...
今年熊本では、年間を通して熊本城築城400年記念イベントが行われることになっている。既に取り上げられているので皆様もご存知かもしれないが、滋賀県にある彦根城も今年築城400年を迎える城だ。つまり、国内2箇所で同じようなイベントが開催されることになる。
中でもマスコットキャラクターの「ひこにゃん」は大人気で、熊本の「ひごまる」のそれを上回る。まあ競っても仕方ないのだが、筆者が見ても「ひこにゃん」の方がかわいい。創ったクリエイターの違いだろうが、女性層にウケがよさそうな気がする。どうせなら、熊本県と滋賀県がタイアップしてやれば盛り上がるのにと思わないでもない。
こちらをご覧いただいた滋賀の方、もし熊本にお越しの際は筆者が熊本城を案内いたします(笑)
いよいよ「華麗なる一族」も来週で終了だが、番組中でよく使われるこのフレーズ..."小が大を喰う合併"。事件は、万俵財閥の総帥万俵大介が銀行再編の生き残りをかけ、9位の阪神銀行をもって5位の大同銀行を吸収しようと画策したことが背景にあるが、現実にも同じようなことが起きようとしていた。
Victor犬(ニッパー)のマークでお馴染みの、松下電器グループ日本ビクターがそれである。既に親会社である松下は、経営資源の選択と集中により経営不振に喘ぐ同社を売却する方針であるが、そこに名乗りを挙げたのが同業のケンウッド。会社規模では前者の方が大きく、まさに小が大を飲み込むと噂されていた。しかし、さすがにビクター側が難色を示したか折り合いがつかず断念。現在はVictor側経営陣のMBOか、米投資ファンドのサーベラス、TPGの争いとなっている。
また一つ名門の灯が消えようとしているのは寂しいが、三角合併の解禁により、このような事態が多くなるかもしれない。

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