いよいよ10月。神無月とも呼ばれるこの月は、出雲大社に神々が集まるとされているが、一般的な会社の会計年度で言えば下期のスタートである。
村上ファンドの一件でまさに「瓢箪から駒」的に統合した阪急阪神HD。英Vodafoneグループから日本法人をまるごと買収したソフトバンクのソフトバンクモバイルも今日から本格的にサービスイン。月末にはMNPも控えているが、それはまた別の機会に触れるとして。
大手では富士写真フィルムも富士フィルムHDに商号変更するなど、あちこちでホールディングス(純粋な持株会社)への移行が進んでいる。これも買収防衛策の一つの手段ではあるが、仮にうちの親会社がなったと仮定すると・・・うーん、しっくりこない。2部上場企業、マザーズやヘラクレスも右へ倣えで何でもかんでもというのはどうかという気もする。
さて、昨日の深夜異例の生中継となった第85回凱旋門賞をご覧になった方も多いだろう。今や国民的スターとなったディープインパクト。
残念ながら本来の末脚は見られず3着に敗退。もちろん筆者もNHK-BSで観戦したが、一旦先頭に立つも直後には外から来た今年の仏パリ大賞典(G1)勝馬のRail Linkに交わされ、ゴール前では女傑Prideにも差されるという結果だった。
競馬に「タラ・レバ」は禁物だが、武豊JKもコメントしていたように、本気の走りをしていなかった。国内で見せていた走りであれば勝てたような気がするが、それらも含めてこれがアウェイでの難しさということだろう。'99年のエルコンドルパサーの2着(勝ち馬MontjeuはライバルHurricane Runの父)が惜敗だっただけに個人的には残念だが、日本のホースマンにはまた挑戦して欲しい。
国内では高校生ドラフトは終わったものの、"佑ちゃん"ブームは沈静どころかますます過熱してきた。
兵庫で行われている第61回のじぎく国体。ドラフト組では八重山商工の大嶺がトップバッターで登板。強打智弁和歌山を4-0で完封すれば、駒大苫小牧の田中も負けじと13奪三振で今治西を5-0の完封。翌日の2回戦から登場の早実の斎藤も、夏の甲子園で我が地元の代表熊工を破った福知山成美を1-0で降し3者とも好調の滑り出し。順当に行けば準決勝で斎藤VS大嶺が対決し、決勝はその勝者と田中の対決となるが、まだまだ話題は尽きそうにない...
※ちなみに"D-day"作戦とは、第二次大戦でドイツ軍が敢行したフランスのノルマンディー上陸作戦で、今回のDeep ImpactのフランスG1制覇になぞらえたものである。
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文中に触れたのじぎく国体の高校生硬式野球の投球イニング関連の記述が間違ってました。訂正させていただきます。