37年ぶりの引き分け再試合となった"夏の甲子園"決勝は、既知の通り西東京代表の早稲田実業が3連覇を狙った駒大苫小牧を4-3で降し初優勝を果たした。
球界のOBとして元巨人でSBホークスの監督の王貞治('57年選抜優勝)氏、元ヤクルトで現西武ライオンズコーチの荒木大輔('80年準優勝)氏の2名の談話が連日放送され、また芸能界OBでは、テリー伊藤('68年卒)、シンガーソングライターの小室哲哉('77年卒)他、竹久夢二氏(中退)らの名前も見えるが、王、小室の両氏は校賓としてグラウンド、ホールにそれぞれ名前が冠せられている。
前日の延長15回引き分けから中0日。翌日のワイドショーのコメントでは初回から動くと予想されていたが、まさにその通りの試合展開。息詰まる投手戦から一転して接戦へ・・・久しぶりに野球の原点を垣間見たような気がした。
主役の斎藤は早大への進学が有力とされ、来季は六大学野球へ舞台を移す。一方田中は北海道日本ハムが既にドラフトでの1位指名を明言するなど外野は既に過熱気味だ。ともあれ低迷する野球人気に再び火を点けたのが、王監督のWBCと今回の斎藤の力投というのは何かの因縁だろうか...
さて、先週発覚したDELL社のPC用内蔵バッテリーのリコール問題がかなり大きな問題となってきそうな雰囲気である。
このバッテリー、実はSONY製(正確にはソニー・エナジーデバイス社)のリチウムイオン充電池で、この方式は90年代初めにソニーが初めて実用化に成功し、現在の世界シェア(占有率)は約20%と言われており、ノートパソコンをはじめ、携帯電話、デジカメ、WALKMANなどの携帯音楽プレイヤー等幅広く利用されている。
アメリカの米消費者製品安全委員会では400万台と報告されているが、当然他のメーカーにも供給しているため、分母はこれからも増えそうだ。ストリンガー会長就任後、エレクトロニクス分野での復権を目指す同社に取っては一頓挫を余儀なくされる格好となったが、筆者は個人的にはDELLのPCは利用していなかったものの、やはり同業者として他人事ではない。ノートPCをお使いの皆様も、一度ご自分のPCを確かめてみてはいかがだろうか。
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