２００６年スタート

今年一発目の題材は．．．やはりスポーツで。
まずはサッカー。これを見ないと１年が締めくくれない。高校生当時、筆者らの目標は冬の選手権だった。その３年間は'89年(68回)南宇和、'90年(69回)国見、'91年(70回)四中工、帝京が優勝したのだが、実は今年の84回大会にはこの中で国見しか出ていない。
特に千葉、埼玉、静岡といった関東のサッカー所は県予選自体が既にハイレベル。今年はインターハイを制した青森山田が優勝候補に挙げられているが、国体優勝の千葉県からは流通経済大柏が初出場でこちらは台風の目となりそうだ。その他には、昨年度優勝の鹿実、'97年に国体の代わりに全日本ユースを含めた高校三冠を達成した東福岡、常連の国見など未来のＪリーガーそして日本代表らが顔を揃えている。
既に30日から行われている大会だが、その彼らの目標でもある第85回天皇杯が今日、国立競技場で行われた。高校選手権ではベスト４に入らないと国立のピッチに立てないのと同様、元日に国立でプレイできるのはたったの２チームのみ。今年は前身の三菱重工以来25年ぶりの優勝を狙う浦和レッズと、第81回以来５年ぶりの優勝を狙う清水エスパルスの対決となったが、結果は浦和が四半世紀ぶりに優勝を飾り、２月に行われるXEROXスーパーカップでJリーグ王者のガンバ大阪と対戦することになる。
また天皇杯の覇者には来年のＡＣＬの出場権が与えられるため、これも非常に楽しみになった。今年、初めて６大陸の代表クラブによるトーナメントとなった世界クラブ選手権では、日本代表のジュビロ磐田、横浜F・マリノスが敗れたため、バーレーンのアル・イテハドがACL代表として出場したが、結果は４位に終わり、今ひとつ盛り上がりに欠けた。今年はガンバ大阪と東京ヴェルディが予選に挑むが是非アジアの代表となって欲しいところだ。
そしていよいよ明日は第82回箱根駅伝。総合５連覇を狙う駒澤大を止めるのは果たしてどこか？こちらも目が離せない。