23日に首都東京を襲った地震。いまだにマグニチュード(地震の規模)と震度(地震による揺れの強度)の区別が分かりづらい。
知人が震源地と推定された足立区内(北千住)に住んでいたため、かなり心配していたのだが、幸い無事だったようでとりあえず一安心だった。都内は地表はJR・私鉄、首都高速が網の目のように走り、地下にも東京メトロをはじめとする地下鉄が縦横無尽に走っている。筆者も仕事でよくどちらも利用するが、よくもまあパニックにならなかったものだ。もちろん電車は止まり、エレベータも止まり、特に旧型エレベータの場合は、閉じ込められるケースも見られたものの、主に交通インフラのみの被害に留まったようだ。
1923年の関東大震災以来、これまで東京近郊では大きな地震は起きてはいなかったが、今回の地震で首都も例外ではないということが改めて認識されたことと思う。一時は首都移転などという話が大真面目に検討された時期もあったが、未だにほとんどの首都機能は東京に一極集中している。リスクヘッジを考えておくべきではないだろうか?(もちろん考えられているとは思うが)
もう一つ。米Microsoft社はPC用の次期主力OSの名称をWindows Vistaに決定した。Windowsの歴史を紐解いてみると、初代、3.1、95、98、Me、2000、XPと変遷(バージョンアップ)してきたが、はっきり言ってこれ以上何を望む?という気がする。
WYSIWYG(What you see is What you get)から近年叫ばれているユビキタス(ubiquitous)まで、コンピューティング分野の進化はとどまることをしらない。もちろん、同社の収益においてOSのリプレース(更改)需要が占める割合はかなりのものであるため、開発は今後も続いていくのだろう。前にも触れた「ムーアの法則」は2020年には限界を迎えるとも言われているが、もっと早く飽和点を迎えたとしても不思議はない。
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