世代交代

女子プロゴルファー宮里藍が今シーズン5勝目を上げ、優勝賞金1440万円を手にした。14アンダーというスコアもさることながら、3ラウンド(日間)とも安定したストロークで制して最終戦での賞金女王争いに望みを繋いだ。10代での獲得賞金1億円突破を果たし、不動の足元が見えたが、今日で背中をはっきりと捕らえたに違いない。差は約1000万程度か。宮里が逆転するには優勝しかないが可能性は大いにあり得る。最終戦では同組対決かもしれない、意地と勢いのぶつかり合いのLPGAの賞金女王争いから目が話せなくなってきた...
もう1つは女子マラソン。筆者と同級生の高橋尚子は足首骨折とのニュースが入ってきた。おりしも、同門の千葉真子が今日の東京国際マラソンで4位。世界選手権の選考条件は、2時間26分台で走破し、日本人1位というハードルだった。終盤にきて力尽き、嶋原にも抜かれ4位とまたしても小出門下生の大舞台突破はならず。発端は代表格の高橋が昨年の同レースで2時間27分台の2位となり、アテネオリンピックの代表落選だった。代わりに選ばれた野口みずきが金メダルを獲って選考会の異論を封殺したものの、更に今年のベルリンマラソンでは渋井陽子にも日本人最高記録を更新された。冬場に国際レースが組まれているこの時期に、骨折によって調整のアドバンテージを失ったのは否めない。1月の大阪は不可能、果たして3月の名古屋に間に合うかどうかだが・・・このまま終わってしまうのか?

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