前代未聞の珍ライヴ

今日は、またまた好評のライブレポート第4弾。昨日行われたTRIXのライブについて書いてみたい。
このTRIXというバンド、知る人ぞ知ると言った方がいいかもしれない。筆者も知ってはいたが今まで曲を聴いたことが無かった。今回来ると聞いて急遽行くことにしたのだが、T-SQUAREのベーシスト須藤、CASIOPEAのドラマー熊谷と聞けばFUSION好きな人にはたまらないハズだ。
7時過ぎに会場に着くと、いきなり度肝を抜かれた。なんとメンバー4人のうち、KeyとGはステージ下。ステージ上右手は要塞のようなドラムセットと、左手はさらにひな壇になっていて、その上にベースのエフェクターが並べられているではないか!客席にはRolandのドラムパッドSPD-Sがセッティングされている。一体これはいつ使うんだろう?とその時は疑問に思ったのだが...
というわけで8時を回るとSEが変わり、メンバーが花道から現れた。おもむろに曲に入ると、熊谷が首を傾げている・・・結局中断。
12インチのタムの音が気に入らないらしい。どうもゲート(簡単に言うと余分な倍音を電気的にカットする)がかかってなかったようだ。というわけで、みんな一旦ステージ袖に戻るというハプニング。
メンバー気を取り直して、再度入場。

6/19 TRIX Live at 熊本Django
-SET LIST-
1.FIRE
2.Punch Line
3.くりくり
4.Grass island
5.Rosso Liquid
6.Road Star
7.小樽
8.ゴクロウサン
9.サムライ*
10.Malaga
11.Ramdash*
12.An Index*

ENCORE
13.Recollection*
14.Bon Voyage

*は1st「Index」、他は全て2nd「MODE」から。
ぶっちゃけ、こんなに面白いとは思わなかった。仕込みがまたものすごい。ゴクロウサンの前にはみんな衣装に着替えだして、Ba須藤とKey窪田はリーマン、Dr熊谷とG平井はメイド(?)姿。さらに9曲目は熊谷自作のちょんまげまで登場する始末。11曲目ではメンバー全員がかわるがわる客席に乱入してのプレイ。気が付くと熊谷のドラムには電飾が点り、怒涛のドラムソロ。映像で見たことはあるが実際は凄すぎる!!拍手のしすぎで左手中指がつき指になってしまったぞ。
P.S
ちょうどG平井くんの28回目の誕生日をアンコールでお祝い。個性的&超絶リズム隊に埋もれまいと頑張っていた。これからが楽しみだ~
ちょっと熊谷のトークは滑ってたけど、やっぱ須藤は面白い!

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