GKの明暗

今週末で2つのサッカーイベントがその幕を閉じた。
土曜日に行われた、Jリーグチャンピオンシップと、さっき終了したばかりのトヨタカップだ。
第1戦をホームの横浜FMが勝ち、舞台を埼玉に移した前者は、2ndステージと同じく圧倒的な攻撃力を誇った浦和RDを、途中10人となりながらも押さえこんだ横浜がGK榎本の好セーブでPK戦を制し、優勝した。
そしてトヨタカップはCL覇者のFCポルト対、リベルタドーレス杯覇者のオンセ・カルダスのカード。下馬評通り、攻撃力のポルトと守備力のオンセの構図となった。GKエナオを中心に120分間ポルトの攻撃を凌ぎきったオンセだったが、PK戦では逆に1本も止めることができず、結局そのプレッシャーからか逆に2人が外したため、ポルトは1本も止めることなく大接戦の末8-7でトヨタカップ最後の優勝チームとしてその名を刻んだ。(優勝は2度目)
南米での決勝もPKで勝ち、そして今日の前後半、延長戦とオンセのゴールラインは割られることはなかった。しかし最後の最後で神は見放したかのように見えた...
もし、エナオが自分の力で1人でも止めていたら、結果は逆になっていただろうと思うと、皮肉と言う他はない。

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