シルクHC キャロットC 2023 ○外追加募集馬 配合診断

既に時間が経ってしまったが、
先日発表されたシルクHCとキャロットCの○外2歳追加募集馬の配合診断を紹介したい。
例によって北米繋養種牡馬の産駒はTrue Nicks
ヨーロッパ繋養の種牡馬の産駒はG1 Stallion Matchを使用するが、
対応していない種牡馬もあるのでその点はご容赦いただきたい。

まずはシルクHCの2頭から。

(外)カーラックの21(牡、父Malibu Moon)
募集価格 6,000万円

2022年キーンランド9月1歳セールで31万ドルで落札された本馬。(Hip No.601)

父Malibu Moonはアメリカ繋養種牡馬だが、
2021年に死亡したため、True Nicksが使用できなくなった。

(外)マラリカの21(牝、Soldier’s Call)
募集価格 2,800万円

2022年タタソールズ10月セールで10万ギニーで落札された本馬。(Lot No.51)
父Soldier’s CallはShowcasing産駒のスプリンター。
まだ若い種牡馬ということもあってか配合サービスには未対応。

続いてキャロットクラブの2頭。

(外)Noyellesの21(牡、父Frankel)
募集価格 8,000万円 (美)鹿戸厩舎

本馬はマラリカ'21と同じセールで19万ギニーで落札されたが、(Lot No.98)
落札したのは吉田勝己氏ではなく、ジョセフ・オブライエン氏。
(もしかしたら同馬のアンダービッダーで、交渉したのだろうか)

G1SMでみる適性は


2歳時は鳴かず飛ばずで、4歳時に2,000mで頭角を現しそう。
しかし、それまでの低迷を耐えられればの話。

ミスベジルの21(牡、父Into Mischief)
募集価格 7,000万円 (栗)高野厩舎

母馬のミスベジルは本馬を受胎した状態で、
2020年ファシグティプトン11月繁殖セールで220万ドルで落札された。(Hip No.273)


配合はA。

結論からいうとこの4頭はおススメしない。
予算があれば既に傾向の出ている内国産の産駒を選ぶべきだろう。

コメント