G1StallionMatch でFrankel産駒をチェック!(DMM、NWR編)

昨日、ニューワールドレーシング(以下、NWR)の40口募集で、
Frankel産駒が募集されると伝えたけど、
そうなると、JUDDMONTE FARMのHPからのツール、
G1 Stallion Matchで、
早速Frankelとの配合をチェックしてみたい。
今回は、DMMバヌーシーからの募集が予想されるあの馬も含めて3頭を診断。

合わせておなじみTrueNicksの診断もやりますが、
例によって、1点だけお断りが...
Frankelが登録されてない(っぽい)ので、
同産駒は全兄弟のNoble Missionで代用しております。
そこだけ注意してください。
TrueNicksは配合を診断するので、
競走成績によるバイアスは無いと思われますが念のため。

まずは、DMMバヌーシーでの募集が予想される
Steel Princessの2016(牝、母父Danehill)
募集価格 未定/未定


今年のタタソールズ10月1歳セールで、
140万ギニー(≒2億1500万円)で落札された。(Lot No.247)
(詳しくはコチラ)
20/20Matingは当然として、
何といってもDanehillの2×3のインブリードが強烈。
つか、いくらなんでも強過ぎじゃ?
という感じがする。
筋肉ムキムキのスプリンターになるかと思ったが、
G1 StallionMatchの診断では、
古馬になってから2,000メートル前後で活躍するらしい。
うーん。


TrueNicksの診断はA+。

続いては、NWRから募集される2頭を。
まずは、
Queen of Spainの2016(牡、母父Holy Roman Emperor)
募集価格 1億4,000万円/350万円


2016年のタタソールズ12月当歳セールで、
たった5万ギニー(≒780万円)
で落札された同馬。(Lot No.1009)


おじに種牡馬Mastercraftsmanがいる血統で、
こちらもDanehillの3×3を持っている。
Danehillのクロスが流行なんだろうか。
G1 StallionMatchの診断は、
Steel Princess2016とほぼ同じ。

ちなみに日本での代表産駒、
ソウルスターリングはアウトブリードだし、
海外での代表産駒Craksmanは
Danehillの父Danzigの4×4クロスがある程度。
とてもプラスとは思えないが・・・


TrueNicksの診断はA+。

もう1頭は、
Nausicaaの2016(牝、母父Diesis)
募集価格 1億2,000万円/300万円


こちらはクロスはBlushing Groomの3×5と
NDの4×5くらいでインブリードは普通。
ただ母高齢がネック。
G1 StallionMatchの診断は、
本馬もSteel Princess2016とほぼ同じ。


TrueNicksの診断はA+。

NWRもDMMと同じく、
月々の支払いは無料をうたっているが、
こちらは1万口ではなく40口。
ちなみに昨年、社台TCで募集されたソリッドドリーム
(牡、母Danedream)が、
同じ300万円での募集だが、
血統的にも育成も全然違うもの
と考えた方がいいだろう。
そもそも、NWRの上位3頭は一般人には出資できねーよ。

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